ロック済みスペース
ロック済みスペースは、取締役会または役員レベルなどの機密性の高いコラボレーション向けの制限された安全なスペースです。 また、ロック済みスペースを利用して、個々の顧客用に専用の作業スペースを作ることもできます。
公開 |
プライベート |
ロック済み |
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スペースのコンテンツ(プロジェクト、フォルダー、タスク、ツール)へのアクセス |
アカウント内のすべてのチームメンバーがアクセスできます。 |
デフォルトでは、スペースメンバーがアクセスできます。 情報を共有する権限を持つユーザーは、スペースのメンバーに招待することなく、アカウント内の誰とでもスペース内の項目を直接共有できます。 |
スペースの項目にアクセスできるのは、スペースメンバーのみです。 スペース外の人と共有する方法はありません。 |
メンバーシップ |
スペースの管理者はユーザーを招待でき、アカウント内のすべてのユーザーが参加できます |
スペースの管理者のみ、ユーザーを招待できます |
正規ユーザーはロック済みスペースの管理者になることができますが、スペースにユーザーを招待することはできません。 また、ロック済みスペースの管理者は、ユーザーをスペースに招待するためのアカウント管理者でもある必要があります。 |
スペースの削除 |
スペース内のタスク、フォルダー、プロジェクトについてはゴミ箱に移動されますが復元可能です。スペース内のツールは永久に削除されます |
スペース内のタスク、フォルダー、プロジェクトについてはゴミ箱に移動されますが復元可能です。スペース内のツールは永久に削除されます |
スペース内のタスク、フォルダー、プロジェクト、ツールは永久に削除されます |
スペースからの退出 |
すべてのユーザーがスペースを退出できます |
すべてのユーザーがスペースを退出できます |
ユーザーはスペースを退出できず、ロック済みスペースの管理者にスペースからの削除を依頼する必要があります |
スペースを作成する権限があるWrikeの管理者のみ、自分のアカウントにロック済みスペースを作成できます。 また、ロック済みスペースはAPIを使って作成することもできます。
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作業スペースの右上隅にある + 1 アイコンをクリックし、ドロップダウンから[スペース] 2 を選択します。
または
サイドバーで現在のスペースタブのキャレットアイコン 3 をクリックし、ドロップダウンから[+スペース] 4 を選択します。
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スペーステンプレートのタイプを選択するか、空白を作成 5 をクリックします。
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メニューからできる操作:
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スペース名を入力する 6。
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スペースに説明を追加する 7。
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スペースのタイプとしてロック済みを選択する 8。
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背景と絵文字を選択して、スペースのアイコンを設定する 9。
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スペースにメンバーを追加する 10。
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作業項目のタイプをスペースに追加する 11。
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作成をクリックします 12。
ロック済みスペースを公開スペースやプライベートスペースに変換することができ、その逆も可能です。 これを行うと、スペース内のすべてのプライバシー設定が変更されます。 詳細については、ロック済みスペースにおけるデータ共有およびスペースのタイプをご覧ください。
スペースを変換する手順:
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サイドバー 1 で変換するスペースに移動します。
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サイドバーのスペース概要の横にある歯車アイコン 2 をクリックします。
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スペースの新しいタイプ 3(プライベート、公開、またはロック済み)を選択します。
補足事項
ロック済みスペースを変換すると、スペースのコンテンツが公開になる、またはスペース外で共有可能になることを警告するポップアップが表示されます。
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保存をクリックします 4。
プライベートスペースまたは公開スペースをロック済みスペースに変換する場合、スペース変換を実行する前に解決しなければならない競合が発生する可能性があります。 これは次のような場合に起こります:
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スペース内の項目が、スペースのメンバーではないユーザーと共有されている場合。
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スペース内のツールのデータソースが、スペース外にある場合。
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スペース内の項目が、スペース外の場所の一部でもある場合。
この場合、保存をクリックしてスペースを変換すると、関連する競合を解決するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。 各競合には、競合を解決するためのオプションのドロップダウンが表示されます。 これには、スペースへのユーザーの招待、スペースからのユーザーの削除、変換するスペースの項目やそのスペースにある他のスペースの項目の削除などが含まれます。
補足事項
個人専用スペースを他の種類のスペースに変換することはできません。
デフォルトでは、ロック済みスペースで作成されたデータは、スペースのメンバーと共有され、そのスペース以外の人とは共有できません。 選択的共有を使用して、スペースメンバーから一部のデータの共有を停止することができます。
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ロック済みスペースのタスク、プロジェクト、フォルダーにタスクを割り当てたり、同僚を@メンションしたり、フォロワーを追加したりする場合、ユーザーを選択すると、ロック済みスペースのメンバーのみが候補として表示されます。
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ロック済みスペースのプロジェクト、フォルダー、タスクにタグを付けたり移動したりする場合、ユーザーにはロック済みスペースのフォルダーおよびプロジェクトのみが場所の候補として表示されます。
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フォルダーおよびタスクを複製したり、繰り返し行うタスクを作成したりする場合、ロック済みスペースのフォルダーのみが場所として提案されます。
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ロック済みスペースの項目からブループリントを作成する場合、ブループリントの一部として説明文、添付ファイル、担当者、カスタムフィールドをコピーすることはできません。これにより、ロック済みスペースのコンテンツを配布することはできなくなります。
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ロック済みスペースに追加された添付ファイルは、公開スペースまたはプライベートスペースにコピー/移動することはできません。
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スペース管理者のみ、スペースツール(ダッシュボード、カレンダー、作業負荷)、スペース情報を管理できます。 正規ユーザーは誰でも、ロック済みスペースの管理者に指名することができます。
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スペースメンバーを管理し、ロック済みのスペースを削除できるようにするには、スペース管理者はアカウント管理者の役割も持っている必要があります。
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スペースメンバーは、ロック済みスペースから勝手に退出することはできません。スペース管理者が退出させる必要があります。
ロック済みスペースのダッシュボード、カレンダー、レポート、作業負荷チャートは、スペース以外のユーザーと共有したり、別のスペースに移動したりすることはできません。
カレンダー、Wrike Analyzeレポート、作業負荷チャートは、ロック済みスペース外の項目に基づいて作成できますが、ダッシュボードとレポートはできません。 公開スペースまたはプライベートスペース(ロック済みスペース外のフォルダーおよびプロジェクトに基づいてダッシュボードまたはレポートが構築されている)がロック済みスペースに変換されると、これらのソースが変換時に削除されることを示す警告が表示されます。
補足事項
レポートにスペース外のデータソースしか含まれていない場合、そのスペースがロック済みスペースに変更されると、レポートは自動的に削除されます。 ダッシュボードの場合、削除はされませんが、ダッシュボードは空になります。
レポートのスナップショットは、ロック済みスペースでは利用できません。 スペースを公開/プライベートからロック済みに変換すると、既存のスナップショットはすべて削除され、利用できなくなります。
アカウントのリクエストフォームでは、ロック済みスペースのフォルダーを使用できないため、該当のロック済みスペースでリクエストを作成する必要があります。