Wrikeのアクセスロール
アクセスロールを使用して、共有フォルダー、プロジェクト、スペース内でユーザー(またはユーザーグループ)が実行できる操作を制御します。
フル、エディター、制限付き、または読み取り専用の4つのアクセスロールから選択でき、各ロールには一連の権限があります。 Enterpriseアカウント管理者は、特定のロールの権限をカスタマイズしたり、新規ロールを作成したりできます。
補足事項
アクセスロールは、タスクに関連してユーザーに適用することはできません。つまり、ユーザーとタスクを共有するときに、そのユーザーに特定のアクセスロールを選択することはできません。 タスクに対するアクセスロールは、親フォルダーまたはプロジェクトに対するアクセスロールと同じものになります。
-
フォルダー/プロジェクトを共有する権限を持つ人が常に1人以上は存在する必要があります。
-
フォルダー/プロジェクト/スペースに対してフルアクセスできるユーザーが他にいる場合でも、自身のアクセスロールを変更できません。
-
アクセスロールにより付与される権限は、ライセンスタイプにより付与される権限を越えることはできません。例えば、コラボレーターはフォルダーやプロジェクトに対するフルアクセスが付与されていても、タスクを作成できません。
-
読み取り専用ロールの権限は調整できません。
-
Enterpriseアカウントでは最大で10のアクセスロールを設定できます。
以下は、Business Plusアカウントのデフォルトの設定です。 Enterpriseアカウントでは、管理者がこれらの設定をカスタマイズできるため、各ロールの権限のリストは異なる場合があります。
権限 |
フル |
エディター |
制限付き |
読み取り専用 |
共有 |
||||
フォルダー権限を設定して共有 |
+ |
- |
- |
- |
親のフォルダーおよびタスクを追加/削除 |
+ |
- |
- |
- |
フォローしている人を追加/削除 |
+ |
+ |
- |
- |
フォルダーおよびタスクを複製 |
+ |
+ |
+ |
- |
フォルダーおよびプロジェクト |
||||
プロジェクトを作成 |
+ |
+ |
- |
- |
フォルダーを作成 |
+ |
+ |
- |
- |
フォルダー名/プロジェクト名を変更 |
+ |
+ |
- |
- |
フォルダー/プロジェクトを変換 |
+ |
+ |
- |
- |
フォルダー/プロジェクトの説明を編集 |
+ |
+ |
- |
- |
プロジェクトの日付を編集 |
+ |
+ |
- |
- |
プロジェクトオーナーを変更 |
+ |
+ |
- |
- |
フォルダー/プロジェクトを削除 |
+ |
- |
- |
- |
フォルダー/プロジェクトのカスタムフィールドを編集 |
+ |
+ |
- |
- |
カスタムフィールドを追加/削除 |
+ |
+ |
- |
- |
プロジェクトおよびフォルダーのワークフローを変更 |
+ |
+ |
- |
- |
プロジェクトの進捗の設定を変更 |
+ |
+ |
- |
- |
予約を編集 |
+ |
+ |
- |
- |
プロジェクトのステータスを変更 |
+ |
+ |
- |
- |
フォルダー/プロジェクトの色を変更 |
+ |
+ |
- |
- |
プライマリービューを編集 |
+ |
- |
- |
- |
カスタム公開ビューを編集 |
+ |
- |
- |
- |
カスタム個人専用ビューを編集 |
+ |
+ |
+ |
- |
デフォルトビューを設定 |
+ |
- |
- |
- |
プロジェクト時間をロック |
+ |
- |
- |
- |
プロジェクトの請求タイプを変更 |
+ |
- |
- |
- |
Excelのインポート |
+ |
+ |
- |
- |
予定時間のロールアップを編集 |
+ |
+ |
- |
- |
予約済みの予定時間のロールアップを編集 |
+ |
+ |
- |
- |
タスクおよびサブタスク |
||||
タスク/サブタスクを作成 |
+ |
+ |
- |
- |
タスクのステータスを変更 |
+ |
+ |
+ |
- |
タスクの説明を編集 |
+ |
+ |
- |
- |
タスクのカスタムフィールド値を編集 |
+ |
+ |
- |
- |
タスク名を変更 |
+ |
+ |
- |
- |
タスクの担当者を修正 |
+ |
+ |
- |
- |
タスクの日付および依存関係を編集 |
+ |
+ |
- |
- |
タスクの優先度および重要度を変更 |
+ |
+ |
- |
- |
タスク/サブタスクを削除、サブタスクを親タスクから分離 |
+ |
- |
- |
- |
タスクの請求タイプを変更 |
+ |
- |
- |
- |
会計・経理 |
||||
プロジェクトの会計・経理・請求関連の詳細を表示 |
+ |
- |
- |
- |
プロジェクトの会計・経理・請求関連の詳細を編集 |
+ |
- |
- |
- |
タイムトラッキング |
||||
自分のタイムエントリーを作成、編集、削除 |
+ |
+ |
+ |
- |
他の人のタイムエントリーを作成、編集、削除 |
+ |
- |
- |
- |
ロック済みのタイムエントリーを編集 |
+ |
- |
- |
- |
コラボレーション |
||||
ファイルを追加 |
+ |
+ |
+ |
- |
ファイルを削除 |
+ |
+ |
+ |
- |
コメントを追加/削除 |
+ |
+ |
+ |
- |
外部依頼者にメール |
+ |
+ |
- |
- |
カレンダー |
||||
カレンダー設定を管理 |
+ |
- |
- |
- |
クラシックカレンダーでタスクを追加/削除 |
+ |
+ |
- |
- |
カレンダーを共有 |
+ |
+ |
- |
- |
カレンダーを削除 |
+ |
- |
- |
- |
作業負荷 |
||||
作業負荷チャートを削除 |
+ |
- |
- |
- |
タイトル、ユーザーリスト、フォルダーを編集 |
+ |
- |
- |
- |
バックログボックスを編集 |
+ |
+ |
- |
- |
作業負荷チャートを共有 |
+ |
+ |
- |
- |
ダッシュボード |
||||
ダッシュボードを共有 |
+ |
- |
- |
- |
ダッシュボードを編集 |
+ |
- |
- |
- |
ダッシュボードウィジェットを編集 |
+ |
+ |
- |
- |
承認およびゲストレビュー |
||||
承認を作成 |
+ |
+ |
+ |
- |
他のユーザーの承認を編集 |
+ |
+ |
+ |
- |
ゲストレビューを作成/編集 |
+ |
- |
- |
- |
分析ボードを共有 |
+ |
- |
- |
- |
分析ボードを編集 |
+ |
+ |
- |
- |
分析ボードを複製 |
+ |
+ |
+ |
+ |
分析ボードを削除 |
+ |
- |
- |
- |
レポート |
||||
レポートを編集 |
+ |
+ |
- |
- |
レポートを共有 |
+ |
- |
- |
- |
レポートを複製 |
+ |
+ |
+ |
- |
スナップショットを作成/管理 |
+ |
- |
- |
- |
レポートを削除 |
+ |
- |
- |
- |
カスタム項目タイプ |
||||
プロジェクトやタスクをカスタム項目に変換、またはその逆(カスタム項目からプロジェクトやタスクへの変換)を行う |
+ |
+ |
- |
- |
Enterprise Pinnacleプランでは、Business Plusアカウントで利用できるデフォルトの設定以外にも、さまざまな高度な権限を利用できます。 以下に、これらの追加権限の一覧をカテゴリー別に示します。
共有
-
内部で共有
-
外部で共有
-
プロジェクトおよびフォルダーを削除
-
フォルダー/プロジェクトのカスタムフィールド値を編集
-
プロジェクトおよびフォルダーのワークフローを変更
-
プロジェクトの進捗の設定を変更
-
予約を編集
-
MS Projectをインポート
-
タスクのステータスおよびワークフローを変更
-
タスクのカスタムフィールド値を編集
-
タスクの日付、依存関係、予定時間を編集
財務
-
ファイルを追加
-
ファイルを削除
-
ファイルをロック/ロック解除
-
タスク、プロジェクト、フォルダーにコメント
-
クラシックカレンダーにタスクを追加/削除
-
カレンダーを共有
-
カレンダーを削除
-
作業負荷チャートを削除
-
作業負荷チャート設定を編集
ダッシュボード(新規)
-
ダッシュボードウィジェットを編集
自動計算
-
自動計算をオンまたはオフにする
-
プロジェクトの予定時間の計算をオンまたはオフにする
-
予約済みの予定時間の計算を編集
-
レポートを編集
-
レポートを共有
-
レポートを複製
-
レポートのスナップショットを管理
-
レポートを削除
データべース
-
データベースを表示
-
データベースを作成
-
データベース設定を編集
-
データベースを削除
-
データベースを移動
-
フィールドを作成/削除
-
フィールドを編集
-
レコードを作成
-
レコードフィールドを編集
-
レコードを削除
-
データベースビューを編集
-
データベースをインポート
これらの権限により、プロジェクトやワークフローのカスタマイズと制御が強化され、組織の特定のニーズに合わせてWrikeを調整しやすくなります。