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ユーザーとジョブロールのデフォルト時給レートの設定

概要

アカウント管理者とオーナーは、ジョブロールとユーザーに対して請求レートと費用レートを指定することができます。 Wrike for Professional Services Enterpriseアカウントでは、この権限を管理者から取り消すことができます

時給レートは、プロジェクトの財務計画や進捗追跡に不可欠な要素です。 デフォルトでは、アカウント内のすべてのプロジェクトは、デフォルトの時給レートを使用して財務データを計算します。 [アカウント管理]セクションでジョブロールとユーザーのデフォルトの時給レートを設定できます。

ジョブロールのデフォルトの時給レートを設定する

ジョブロールのデフォルト時給レートを使用すると、次のことが可能です:

  • クライアントに作業明細書を提出する前に、プロジェクト予算を見積もります。 ジョブロールのデフォルト時給レートは、プロジェクトの予定請求額と予定コストを計算するために、タスクの予定時間と一緒に使用されます。 時給レートを指定したジョブロールを、予定時間を指定したタスクに割り当てると、予定請求額や予定コストが自動的に計算されます。

  • 同じジョブロールのデフォルト時給レートを、そのロールを持つ複数のユーザーに適用します。 この方法では、これらのユーザーのデフォルトレートを変更する必要がある場合、ジョブロールの時給レートを編集するだけで、ユーザーのレートが自動的に更新されます。

ジョブロールのデフォルト時給レートを指定する手順:

Budgeting_-_Set_hourly_rates_for_job_roles.png
  1. 作業スペースの右上隅のプロフィール画像をクリックします。 1

  2. 設定を選択します。

  3. 左側のパネルのジョブロールをクリックします。 2

  4. ジョブロールの作成を開始するか、既存のジョブロールをクリックして編集します。

  5. 対応するフィールドに、次の内容を入力します:

    1. 請求レート:クライアントに請求する金額を示します 3

    2. 費用レート:ユーザーの作業がビジネスとしてどの程度のコストになるかを示します 4

  6. 作成または保存をクリックし 5、ジョブロールの作成または編集を終了します。

手順を完了すると、手順5で指定した請求レートおよび費用レートが、財務フィールドの計算に反映されるようになります。

さらに、ジョブロールをユーザーに割り当てると、ユーザーは自動的に時給レートを継承します。 ただし、これらのレートは[ユーザー設定]で後から上書きできます。

ジョブロールの時給レート履歴を確認する

Budgeting_-_Check_job_role_hourly_rate_history.png
  1. 作業スペースの右上隅のプロフィール画像をクリックします。 1

  2. 設定を選択します。

  3. 左側のパネルのジョブロールをクリックします。 2

  4. 該当するジョブロールをクリックします。

  5. 請求レートまたは費用レートのフィールドにカーソルを合わせます。

  6. 右側に表示される丸い矢印のアイコンをクリックします。 3

  7. 編集履歴ポップアップの右上隅にあるキャレットアイコン 4 を使用して、以前の編集内容を確認します。

ユーザーのデフォルトの時給レートを設定する

ユーザーのデフォルト時給レートを指定するには、次の2つの方法があります:

  • ジョブロールから時給レートを継承するようにユーザーを設定します。 このオプションは、同じジョブロールを持つすべてのユーザーの請求レートと費用レートが同じ場合に使用します。

  • ユーザーの時給レートを個別に設定します。 このオプションは、ユーザーにジョブロールが設定されていない場合、または個々の時給レートが割り当てられたジョブロールと異なる場合に使用します。 この方法では、ジョブロール自体を保持したまま、ユーザーがジョブロールから継承する時給レートを上書きできます。

ジョブロールの時給レートを継承するユーザーを設定する

Budgeting_-_Inherit_hourly_rates_for_users_from_job_roles.png
  1. ユーザーにジョブロールを割り当てます

  2. 作業スペースの右上隅のプロフィール画像をクリックします。 1

  3. 設定を選択します。

  4. 左側のパネルのユーザーをクリックします。 2

  5. ユーザーテーブルで該当するユーザーの名前をクリックします。 3

    補足事項

    コラボレーターの時給レートを指定することはできません。

  6. 下にスクロールして、開いたパネルの設定の編集ボタン 4 をクリックします。

  7. 請求レート費用レートのフィールドで、ジョブロールオプションを選択します。 5

  8. 変更を保存をクリックします。 6

ユーザーの時給レートを個別に設定する

  1. 作業スペースの右上隅のプロフィール画像をクリックします。

  2. 設定を選択します。

  3. 左側のパネルのユーザーをクリックします。

  4. ユーザーテーブルで該当するユーザーの名前をクリックします。

    補足事項

    コラボレーターの時給レートを指定することはできません。

  5. 下にスクロールして、開いたパネルの設定の編集ボタンをクリックします。

  6. 請求レート費用レートのフィールドで、カスタムオプションを選択します。

  7. 対応するフィールドに、次の内容を入力します:

    1. 請求レート:クライアントに請求する金額を示します

    2. 費用レート:ユーザーの作業がビジネスとしてどの程度のコストになるかを示します

  8. 変更を保存をクリックします。

手順を完了すると、手順7で入力した時給レートがユーザーに適用され、財務フィールドの計算に反映されるようになります。

一括処理:複数のユーザーの時給レートを設定する

Budgeting_-_Mass_update_users_hourly_rates.png
  1. 作業スペースの右上隅のプロフィール画像をクリックします。 1

  2. 設定を選択します。

  3. 左側のパネルのユーザーをクリックします。 2

  4. 該当するユーザー名の左側にあるボックスにチェックを入れます。 3

  5. 右側に表示されるパネルで、請求レートを更新または費用レートを更新を選択します。 4

  6. ポップアップで次のいずれかのオプションを選択します:5

    1. カスタム:さらにここで、レートの数字をフィールドに入力します。

    2. ジョブロールから継承

  7. 更新をクリックします。 6

ユーザーの時給レート履歴を確認する

Budgeting_-_Check_users_hourly_rates_history.png
  1. 作業スペースの右上隅のプロフィール画像をクリックします。 1

  2. 設定を選択します。

  3. 左側のパネルのユーザーをクリックします。 2

  4. ユーザーテーブルで該当するユーザーをクリックします。 3

  5. 下にスクロールして、開いたパネルの設定の編集ボタン 4 をクリックします。

  6. 請求レートまたは費用レートのフィールドにカーソルを合わせます。

  7. 右側に表示される丸い矢印のアイコンをクリックします。 5

  8. 編集履歴ポップアップの右上隅にあるキャレットアイコン 6 を使用して、以前の編集内容を確認します。

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