タスクの予定時間のタイプ
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チームメンバーが1日で複数のタスク間を切り替える必要がある場合には、基本タイプの予定時間が有効であり、タスクの担当者全員が完了に等しく貢献します。
基本タイプの予定時間が選択された場合:
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予定時間と期間は相互に完全に独立しています。
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予定時間は期間およびタスクの担当者全員に均一に配分されます。
適用事例:週の稼働時間中にすべてのタスクを完了できるかどうかを見積もる。
1日タイプの予定時間を使用すると、1日あたりの時間形式またはユーザーの1日のキャパシティに対する割合形式で、タスク担当者ごとに1日あたりの特定の予定時間数を配分することができます。
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ユーザーがタスクを完了するために作業する必要がある1日あたりの特定の時間数を設定します。 タスクにおけるユーザーの総予定時間は、(1日あたりの時間数 × タスクの期間 × 担当者数) として計算されます。 タスクの期間を短縮または延長すると、総予定時間は自動的に再計算されます。
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ユーザーがタスクの作業をする勤務日の割合を設定します。 タスクに配分された総予定時間は、同様に(ユーザーの1日あたりの配分の割合 (時間単位) × タスクの期間 × 担当者数)として計算されます。
補足事項
1日タイプの予定時間に使用されるデフォルトのユーザーの1日のキャパシティは8時間で、変更することはできません。
たとえば、1人のユーザーが同時に2つのタスクの作業をすることができ、1日タイプの予定時間を使用すると、ユーザーの1日のキャパシティの50%を各タスクに費やすように配分することができます。 タスクの期間が5日間で、担当者がユーザー1人の場合、各タスクに配分された総予定時間は 50% (4時間/日) × 5日 × 1担当者 = 20時間になります。 タスクの担当者が2人の場合、各タスクの総予定時間は 50% (4時間/日) × 5日 × 2担当者 = 40時間と2倍になります。
適用事例:タスクの複雑さに基づいて必要な予定時間量を見積もる。
予定時間の配分を完全に管理するには、フレキシブルタイプの予定時間を選択します。 この予定時間モードを使用すると、タスクの期間の1日ごと、および担当者ごとに総予定時間を別々に分割できます。
フレキシブルタイプの予定時間を選択する場合:
補足事項
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フレキシブルタイプの予定時間を有効にして、項目ビューで担当者ごとに異なる予定時間を割り当てることができますが、各ユーザーの1日あたりの予定時間を正確に指定する必要がある場合は、作業負荷チャートまたはリソースビューで指定する必要があります。
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フレキシブルタイプの予定時間の配分はタスクの期間に関連付けられます。つまり、フレキシブルタイプの予定時間でタスクのスケジュールを変更する場合、Wrikeにより予定時間の配分が維持されます。
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フレキシブルでの予定時間でタスクを再割り当てする必要があり、フレキシブルタイプの予定時間の配分を維持したい場合は、作業負荷チャートまたはリソースビューでドラッグ&ドロップによりこの操作を行う必要があります。 これらのタスクを他のビューで再割り当てすると、フレキシブルでの配分は消去されます。
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フレキシブルタイプの予定時間は、繰り返しタスクではサポートされていません。
適用事例:担当者が様々で日数も異なり多様な時間数が必要なタスク。 例えば、2人の担当者がいて、両者に2時間が割り当てられていて、タスクの期間が2日間の場合、割り当ては1時間/日になります。ただし、担当者1に2時間、担当者2に3時間が割り当てられている場合は、[h/d] フィールドに混合配分が表示されます。