WrikeとKlaxoonの連携
利用可能:Business、Enterprise、Pinnacle 利用不可:Free、Team |
Klaxoonは、対話型会議、ワークショップ、ブレインストーミングを通じてチームの生産性とエンゲージメントを向上させる共同作業用プラットフォームです。 対面でもリモートでもシームレスなコラボレーションをサポートするために、ホワイトボード、クイズ、アンケート、ワードクラウド、ライブ投票のような多用途のツールが用意されています。 Klaxoonは、その視覚的かつ直感的なインターフェースにより、チームはアイデアを共有し、意思決定を行い、プロジェクトを効率的に進めることができます。これは、アジャイルプラクティス、デザイン思考、トレーニングセッション、および、積極的な参加とアイデアの創出が要求されるあらゆる状況に最適です。
WrikeとKlaxoonの連携により、ブレインストーミングのアイデアを、実行可能なタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目の各タイプに簡単に変換するプロセスが合理化されます。 この強力なつながりにより、組織化、連携、効率性が向上し、チームは創造力を実際の進歩に簡単に変換できます。
対象使用者: この連携は、Wrikeの管理者、スペース管理者、正規ユーザーを対象にしています。
補足事項
WrikeとKlaxoonの両方の利用プランに加入しているアカウントの場合は、連携の全ての機能・性能を活用できます。
Wrike-Klaxoonの連携では、作業管理とブレインストーミング活動をつなげることでシームレスな連携を実現します。 この連携の現在の機能には以下が含まれます。
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KlaxoonのアイデアをWrikeのタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目に変換する ― ブレインストーミングのアイデアをWrikeで実行可能なタスクに変換し、アイデアの発案から実行までのスムーズな移行を実現します。
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Wrike項目をアイデアとしてKlaxoonボードにインポートする ― 体系的に構成されたプロジェクト項目をKlaxoonボードに取り込み、視覚的な組織化、ディスカッション、および創造的なコラボレーションに活用します。
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WrikeのタスクにKlaxoonボードを添付する ― KlaxoonボードをWrikeタスクに直接リンクさせると、関連するコンテキスト、ブレインストーミングの洞察、チームコラボレーション用の共有スペースを利用できます。
次の手順に従うことで、Wrikeの実行可能なタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプにアイデアを簡単に変換できます。
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Klaxoonでアクティビティを作成する
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最初に、Klaxoonでボードアクティビティなどの新規アクティビティを設定します。
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このボードは、アイデアをブレインストーミングし整理するためのスペースとして使用します。
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関連するアイデア、コンセプト、またはアクションポイントをボードに追加します。
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チームと協力して各アイデアを練り、それぞれについて議論してください。
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タスク作成への準備が整っているアイデアを特定する
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アイデアをレビューし、実行に向けて仕上がっているものを特定します。
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これらはWrikeのタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプに変換されます。
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タスク変換のためのアイデアを選択する
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Wrikeのタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプに変換したいアイデアをクリックします。
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一度に複数のアイデアを選択できます。
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変換オプションにアクセスする
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ツールバーに表示される3ドットメニュー 1 ボタンをクリックします。
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ドロップダウンメニューからWrike に変換 2を選択します。
制限
現在、「Wrike に変換」機能は、画像、添付ファイル、または図面を含む付箋ノート/アイデアには利用できません。
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Wrikeタスク設定を構成する
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タスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプを変換して同期する
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変換 6 ボタンをクリックして、Wrikeでのタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプの作成を完了します。
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作成されたタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプは自動的にKlaxoonボードにリンクされます。
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Wrikeワークフローで、タスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプを管理する
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Wrike のワークフローを使用してタスクのステータスの追跡と更新を行います。
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Wrikeのステータス変更は、リアルタイムでKlaxoon内に反映され、シームレスなコラボレーションを実現します。
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制限:
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項目タイプをCIT-タスクからCIT-プロジェクト(またはデフォルトのプロジェクトやフォルダー)に変更した場合や、その逆の変更を行った場合、項目をインポートまたはエクスポートすると、ボードからのリンクが解除されます。
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WrikeのAPI呼び出しを減らし、レート制限のリスクを最小限に抑えるために、一部のデータはKlaxoonサイドでキャッシュされます。特に担当者の詳細情報(アバター、姓、名)とステータスラベルが対象です。 その結果、Wrikeユーザーがアバターの更新やワークフロー ラベルの変更を行った際に、ボードでのインポート/エクスポート操作中にこれらの変更がすぐには反映されないことがあります。 キャッシュされたデータには、変更後最長1時間、そのままの古い情報が表示されることがあります。
Wrikeのタスクタイプやタスクベースの項目タイプをKlaxoonボードにインポートすると、コラボレーションと意思決定を効率化できる強力な機能を活用できます。
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動的タスクビジュアライゼーション
Wrikeのタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプをインタラクティブなKlaxoonボードに変換すると、明確で直感的なスプリント計画、ロードマップディスカッション、ワークフロー管理が可能になります。 プロジェクトの明確さ、整合性、全体の流れを向上させるために、タスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプを簡単に並べ替えることができます。
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インクルーシブコラボレーション
技術系以外のチームメンバーを含む全ての利害関係者が、プロジェクトデータに対して視覚的で使いやすい形式で関与できるようにします。 これにより、より包括的で効果的なチームワークが促進され、全員が同じ認識を持つことができます。
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よりスマートな意思決定
期限、依存関係、戦略目標に基づいて、インポートしたタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプのグループ分け、優先順位付け、分類を行うことで、会議を最適化し、判断力を高めます。 これにより、チームの目標に沿ってデータに基づいた意思決定が迅速に行えるようになります。
この連携は、構造化されたプロジェクト管理を動的ビジュアルコラボレーションに結びつけ、ワークフロー全体の効率性、一貫性、生産性を向上させます。
Wrikeのタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプをKlaxoonボードにインポートするには、次の手順に従ってください。
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インポートメニューを開く:
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ツールバーの挿入 1 ボタンをクリックします。
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表示されたメニューから、インポート 2 セクションに移動します。
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ソースとしてWrikeを選択する:
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Wrike 3をクリックしてインポートプロセスを開始します。
補足事項
開始されない場合、Wrike SSO/OAuth2の「接続」画面で、WrikeにログインしてWrike APIの使用に必要な権限を付与するよう促されます。 これは1回限りのリクエストです。
制限
複数のアカウントを持っている場合、別のWrikeアカウントを選択することはできません。 アカウントを切り替える場合は、キャッシュとクッキーをクリアするまで切断と再接続が機能しません。
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インポート設定を構成する:
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別のウィンドウが開き、そこでインポートをカスタマイズできます。
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Wrikeのタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプをインポートするためのスペース 4を選択します。
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タスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプを入れるフォルダーまたはプロジェクト 5 を選択します。
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タスク タイプ をインポートするために 6 を定義します。
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選択したタイプ(タスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプ)を確認してインポートするには、インポート 7 ボタンをクリックします。
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インポートを完了する:
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プロセスが完了すると、タスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプがKlaxoonボード 8に表示されます。
ヒント
Wrikeにおいて、タスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプにアクセスしてKlaxoonにインポートするために必要な権限があることを確認してください。
補足事項
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Klaxoonボードにインポートされた項目がWrikeから削除されると、そのアイデアとKlaxoonボードのリンクが解除されます。
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ロック済みスペースからは、項目やアイデアをKlaxoonのボードにインポートすることもボードからエクスポートすることもできません。
制限
Wrikeのタスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプと、Klaxoonボード(ボード内のアイデアを含む)間での共有の自動同期はありません。 ただし、ボードへのアクセス権を持つユーザーは、Wrikeタスクが共有されていなくても、それらのタスクの属性を閲覧できます。
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KlaxoonとWrikeの連携により、Wrike内で既存のKlaxoonボードをシームレスに添付するか、または新規ボードを作成することで、連携を強化できます。 以下の簡単な手順に従ってください。
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Wrike アイテムを開く:Klaxoonボードを添付したい特定のタスク、プロジェクト、またはフォルダーに移動します。
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ファイルを追加:ファイルを追加 1ボタンをクリックします。
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Klaxoonホワイトボードを選択:オプションのリストからKlaxoonホワイトボード2を選ぶか、「ホワイトボード2を追加」ボタンをクリックします。
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Klaxoon にログイン:必要に応じて、Klaxoon の認証情報を入力してアカウント3に接続します。
補足事項
まだKlaxoonのアカウントを持っていない場合は、以下の手順に従って無料で登録してください。
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無料でサインアップをクリック:「Klaxoonにログインプロンプトで、無料でサインアップリンクを選択します。
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指示に従う:Klaxoonの「はじめに」ページに誘導されるので、そこでサインアッププロセスを無料で完了できます。
画面上の手順に従ってアカウントを作成し、コラボレーションを始めましょう。
制限
複数のアカウントはサポートされていません。 OAuthフローに対してはデフォルトのアカウントが選択されます。
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ボードを選択または作成:Klaxoonアクティビティピッカーから、以下の操作を実行できます。
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既存のボードを選択する場合:利用可能なオプションをブラウズして、目的のボードを選択します 4。
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新しいボードを作成する場合:+新規 5 ボタンをクリックしてボードを設定します。
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ボードを添付:選択 6 ボタンをクリックすれば、KlaxoonボードのWrikeアイテムへの添付は完了です。
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共同作業を開始:KlaxoonボードがWrikeアイテムに添付ファイルとして表示されます 7。 Klaxoonの視覚的な対話型コラボレーションツールをWrike内で直接使用して、チームワークやアイデアの共有を強化しましょう。
ヒント
Wrikeから直接Klaxoonボードにアクセスして操作することができるので、チームはプラットフォームを切り替える必要がなく、ブレインストーミング、アイデアの整理、進捗状況の追跡を行うことができます。
補足事項
Klaxoonボードの添付では承認機能はサポートされていません。
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マーケティングキャンペーンのブレインストーミング:
マーケティングキャンペーンのアイデアセッション用にWrikeでタスクを作成します。 Klaxoonボードを添付すると、チームメンバーが、アイデアの追加、コンセプトへの投票、考えの視覚的な整理など、タスク内のすべての作業をボードで実行できます。 このボードには添付後もWrikeからの直接アクセスが可能で、そのボード上でアイデアの洗練や進捗の追跡を実行できます。
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プロジェクトキックオフ会議:
プロジェクトのキックオフ時には、Wrikeプロジェクトに添付されたKlaxoonボードを使用して、プロジェクトのタイムラインの計画、責任の分担、マイルストーンの視覚化を行いましょう。 会議の参加者はリアルタイムで関与できます。会議メモと視覚資料にはすべてWrikeでアクセスできます。
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アジャイルスプリント計画:
アジャイルチームの場合は、KlaxoonボードをWrikeスプリントタスクに添付してください。 このボードを使用すれば、スプリント計画の円滑な進行、ストーリーボードの作成、タスク、プロジェクト、フォルダー、タスク/プロジェクトベースのカスタム項目タイプの優先順位付けを視覚的に行えます。 優先順位が変わっても、ボードはWrike内のライブリファレンスであり続けます。
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フィードバックとレビューセッション:
クリエイティブアセットやプロジェクト成果物をレビューする場合、Wrikeタスクに添付されたKlaxoonボードはフィードバックを収集するための共同スペースとして役立ちます。 チームメンバーは、プロジェクトのタイムラインに沿って、付箋の追加、注釈の記入、フィードバックの視覚化を行うことができます。
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トレーニングとワークショップ:
トレーニングセッション専用のWrike項目にKlaxoonボードを添付してください。 参加者はボードを使用して、練習問題やアンケートへの回答や、アクティビティでの共同作業に取り組むことができます。これにより、すべてのリソースとアウトプットがWrike内で整理されます。
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データセンター間の転送はサポートされていません。 ボードをあるデータセンターから別のデータセンターに移動させる場合、ボード複製の仕組みと同様に、元のボード上のWrikeアイデアは、そのリンクが失われ、目的のボードに標準付箋として表示されます。 さらに、Wrikeの認証情報などの個人設定は移動されません。
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この連携はISO 27001認証を受けておりません。
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ユーザー管理はWrikeとKlaxoonの間で同期されません。
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Klaxoonではプレースホルダー(仕事上の役割)は担当者として表示されません。