Wrikeの新機能 - 2024年8月
「Wrikeの新機能」8月号では、ユーザープロフィールのカスタムフィールド、テーブルビュー、タイムシートの承認、データハブなどのアップデートについてご紹介します。
Enterprise Pinnacleプランで利用できます。
カスタムフィールドを使用して、チームのユーザープロフィールに独自の属性やスキルを追加できるようになりました。 これらのフィールドを使用すると、チーム固有の重要な情報や詳細情報を追跡でき、リソースを効率的に管理しやすくなります。
例えば、タスクに特定のスキルを持つ人材が必要な場合、そのスキルと稼働状況に基づいて、最適なユーザーをシステムが提案してくれます。 さらに、これらの属性に基づいてチームメンバーをフィルタリングし、特定のタスクに最も適しているメンバーを確認することもできます。 これにより、作業負荷をより効率的に管理し、確実に適切なユーザーにタスクを割り当てることができます。
また、このデータをダッシュボードで報告し、スキルのギャップの特定、チームのキャパシティと稼働状況の確認、コストセンターの配分管理、企業構造の概要把握を行うこともできます。
この機能の詳細については、ヘルプセンターの専用セクションを参照してください。
Enterprise Pinnacleプランで利用できます。
チーム、ラインマネージャー、スキルなど、さまざまな属性で作業負荷をグループ化できるようになりました。 作業負荷チャートのグループ化メニューが拡張され、ユーザーカスタムフィールドが含まれるようになりました。 サポートされているグループ化のレベルは1つのみであるため、ユーザー属性やジョブロールを1つだけ選択できます。 ただし、タスクをプロジェクト別にグループ化して組み合わせることは可能です。
また、Wrikeはタスクに最適な担当者を提案する際に、ユーザーカスタムフィールドと共にジョブロールの情報を考慮するようになりました。 担当者ピッカーでは、割り当てられたジョブロールが担当者の要件の1つとして機能し、タスクを最適なチームメンバーにマッチングしやすくなります。
Enterprise Pinnacleプランをご利用の場合、Wrike Labsで有効にすることができます。
この新機能を使用すると、チームのタイムシートをレビュー、承認、ロックできるため、毎月の請求や給与の準備が容易になります。 承認されたタイムシートでは、個人の指定された週のタイムトラッキングデータがロックされ、それ以上時間エントリを追加できないようになります。
Wrike Labsでタイムシートの承認を有効にできます。 タイムシートの承認について詳しくは、こちらのコミュニティ投稿を参照してください。
Enterprise Pinnacleプランをご利用の場合、Wrike Labsで有効にすることができます。
データハブは、Wrikeの外部に保存されているデータをWrikeのプロジェクトやタスクに接続する場合に役立ちます。 APIまたは手動でデータソースに接続でき、データハブに保存されているデータに変更を加えると、カスタムフィールドが動的に更新されます。
Wrike Labsでデータハブを有効にできます。 データハブの詳細については、専用のコミュニティ投稿を参照してください。
すべてのプランで利用可能です。
テーブルビューにおいて、コンパクトなレイアウトを維持しながら、名前とテキストのカスタムフィールドでより長いコンテンツを表示できるようになりました。 データ表示のカスタマイズ、読みやすさの向上、ワークフローの合理化に効果的です。
テーブルビューの列メニューを使用してテキストを折り返すことができます。 この機能は、[名前] 列と任意のテキストカスタムフィールドで使用できます。
すべてのプランで利用可能です。
テーブルビューですべての項目を簡単に選択できるようになりました。 列名のレベルに、ビューに表示されているすべての項目を選択するためのチェックボックスがあります。
なお、選択されるのは表示されている項目のみです。つまり、折りたたまれたフォルダー、プロジェクト、タスクのサブ項目は選択されません。
すべてのサブ項目を含むすべての項目を選択するには、まず [サブ項目] タブにアクセスし、[すべて展開] オプションを選択します。
すべての項目が表示されたら、それらを選択して一括編集できます。
新規ダッシュボードは、すべての有料プランのすべてのユーザー(コラボレーターを除く)が利用できます。
新しいインタラクティブなパラメータにより、ユーザーは新規ダッシュボードをより制御しやすくなり、コピーの必要性が低減します。 たとえば、[プロジェクトポートフォリオ] ダッシュボードで、[製品の種類] カスタムフィールドのパラメータを追加し、上部にドロップダウンを表示して製品の種類別にプロジェクトをフィルタリングする、といったことが可能になりました。
デフォルトでは、すべてのウィジェットがダッシュボードのパラメータによって制御されますが、ウィジェット設定で除外することができます。 今回の最初のリリースでは、担当者、単一選択および複数選択のカスタムフィールドによるパラメータ設定が可能となっており、さらに多くのオプションが間もなく追加される予定です。
新規ダッシュボードは、すべての有料プランのすべてのユーザー(コラボレーターを除く)が利用できます。
新規ダッシュボードでは、レポート作成と分析における一般的なユースケースとパターンをカバーする、ダッシュボードとウィジェットのテンプレートをいくつかリリースしました。 プロジェクトのステータス、プロジェクトポートフォリオのステータス、今月のチームの稼働率、今月のチームのキャパシティ、チームの実績時間、プロジェクトの計画、プロジェクトの収益性といったテンプレートが含まれています。
注意:一部のテンプレートは上位プランでのみ利用可能な機能に依存しているため、すべてのテンプレートをすべてのプランで利用できるわけではありません。
新規ダッシュボードは、すべての有料プランのすべてのユーザー(コラボレーターを除く)が利用できます。
新規ダッシュボードでは、[名前] 列と任意のテキストカスタムフィールドの長いテキストを折り返すこともできるようになりました(前述のテーブルビューでのテキストの折り返しと同様)。
すべてのプランで利用可能です。
検索機能が更新され、検索結果にさらに列を追加したり、列の順序を変更したりできるようになりました。また、検索セッションをまたいでも変更が保持されるようになりました。
表示密度とセルの罫線をカスタマイズすることもできます(テーブルビューと同様) 。
すべてのプランで利用可能です。
iOSおよびAndroidアプリケーションに関する最新情報をご紹介します。
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新規ダッシュボードの外観と操作性が向上:モバイルのダッシュボードが更新され、新鮮でモダンな外観になっただけでなく、セクションや検索機能がサポートされるようになりました。
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管理者がモバイル端末でのファイルダウンロードを制御:セキュリティを強化するために、モバイルユーザーがモバイル端末にファイルをダウンロードできないように権限を設定できるようになりました。 アカウントでこの設定を構成する際は、サポートに連絡して支援を受けることができます。
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ピン留めセクションのサポート強化:よく使うダッシュボードやビューをピン留めセクションから表示し、素早くアクセスできます。 この機能により、重要なメトリクスやプロジェクトの概要をいつでもタップするだけで確認できるため、外出先でもプロジェクトをモニタリング・管理しやすくなります。
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カスタムフィールドでのリッチテキスト形式:テーブルビュー内のカスタムフィールドでリッチテキストのサポートが導入されました。 これにより、太字、斜体、下線などのオプションを使用してテキストを書式設定でき、データの整理と明確さが向上します。
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コメントでの書式のサポート強化:最新のアップデートでは、コメントに複数レベルの数字リストと箇条書きリストのサポートが追加されました。